珈琲は一日二杯まで

笹谷の気が向いたときに気が向いたことを書く場所です

素人がゲームのことを書いたり、絵を描いたり、漫画を描いたり、小説を書いたり、適当に何でもありな趣味のブログです。友達は少ない。

幸せな一日( ̄▽ ̄〃

▽ぎょろりんこ……ミミズ、こえーっΣ( ̄▽ ̄;
2007082717.jpg

奥のらぶらぶツインミミズも気になりますがw



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戦いのその後( ̄▽ ̄〃

▽漁師ギルドのチプミィさん


クエ「プルゴノルゴ島の戦い」で1200ギルをもらってクリアした後。
もう一度話しかけると、結構長々と話してくれます。

間抜けな面も見えて、話はうやむやになりそうな展開ですねw

例えばこのクエでは罪狩りミスラも出てきますし、クエをたくさんやればやるほど世界の繋がりが見えてきて。
ヴァナって面白いですよね~( ̄▽ ̄〃

【旧版】竜連れ2-2

 
「竜を連れた魔法使い」 目次

第一話 沈まない太陽 (1) (2) (3)
第二話 手に入れた力 (1)




第二話 手に入れた力 (2)


「うそ……二千年間……誰にも侵入を許したことはなかったのに……」

そう呟(つぶや)くマティは、カイリの肩越しに何かを見つめていた。
その表情は驚きと警戒心で固まっている。
振り向いて“それ”を目で確認したカイリ。
まるで早回しの映像を見るように、一本の樹の根が部屋の中を這いずり回っている。

「何だと思う……?」

「木の精(ドライアード)の……触覚器(フィーラー)です。どうしてこんな所に……」

木の精……か。
それは見た目から付けられた名称だったな……とカイリは思い出す。
本から得た知識だ。
木の精は……マティのように実際に生きているわけではない。

「試してみるか……“魔法”って奴を」

そう言うとカイリはマティの小さな身体を宙に放し、呪文を口にした。
その流暢(りゅうちょう)さに耳を疑うマティ。

(たった三日で……本から得た知識だけで、正確な発音で呪文を唱えられるものなの……!?)

……マティは知らなかった。
カイリが流暢に呪文を唱えられるのは当たり前なのだ。
なぜなら……魔法の呪文は全てカイリの母国語……日本語なのだから。

カイリが唱えているのは、マティが使った“離位置(テレポート)”や“品浮(レビテート)”よりも上位の呪文だった。


 高目移行(システムアップ)・汎数(レベル)2……

 通模(インプット)・要俳(キーワード)……

 灯る光……見透かす瞳……闇を払う……

 転配(コンパイル)……

 役名(コマンド)……


「散暗光(ライト)……!」


最後に魔法の名称を口にして、レベル2の呪文が完成した。
足元の床が円を描いて白く光る……それが、役名(コマンド)がこの世界に受け付けられた証(あかし)だ。

カイリが掲げた手のひらから少し浮いて、白く眩(まぶ)しい光が灯(とも)る。
直径三センチ程度の光球が、次の瞬間に直径五十センチほどになり……。

その〇・五秒後に、四方八方に飛散した。
無数の光の粒が壁も天井も床も無視するように突き抜けていき……。
屋敷を構成する軽い元素を暗く……重い元素を明るく照らす……。

その結果……。
まるでレントゲン写真のような世界が目の前に展開した。


「すごいな……」

自分で完成させた呪文の力に感心するカイリ。

マティがうっすらと見える白い筋を目で追っている。

「ドライアードのフィーラーが、もう屋敷中に張りめぐらされているわ……!」

ミシミシと屋敷が音を立て始めた。

「そんな……この屋敷は、私とマスターの思い出の……」

「そんなこと言ってる場合か!」

できるだけ乱暴にならないよう気を遣いながら、カイリはマティの身体をつかんで窓の外に飛び出した。
森で矢を避けた時に体験済みなのだが……マティの身体の柔らかさに一瞬ドキリとする。
強く握ったら、簡単に潰れてしまいそうだ。

一階とはいえ、地面に転がって擦れた皮膚から血がにじんだ。
Tシャツとトランクスだけなのだから、擦り傷だらけだ。

「くそ、痛ぇなぁ……」

顔を上げたカイリの目の前で、大きな屋敷がバキバキと音を立てて揺れている。
危険を感じてさらに後ろに下がった。

十本以上の木の枝のようなものが屋根を突き破って踊っていた。


その枝先に引っ掛かった、数冊の本が見える。


「……狙いは本か……ドライアードを操っている奴がいるな……」

カイリのセリフに、マティが取り乱した。

「そんな……!本には、この世界を救うヒントが……!!」

「…………」

カイリは考えた。
日本語を読める人間が自分以外に全くいないという保障はない。
それに本の中には、ある程度まで翻訳されたノートが混ざっている。

その内容を知ることは、善にも悪にもなる大きな力を手にすることに等しい……。

ドライアードを操っている奴……何の挨拶もなしにいきなり襲ってくるような奴……に、その内容を知られる可能性が少しでもあるとしたら……?

「こっちが先に手にしたんだ。黙って渡す理由はないよな……」

カイリはほとんど無表情のまま立ちあがった。
冷めた瞳に、無残に崩れ落ちる屋敷が映っている……。
その様子にマティが気づいた。

「マスター……?」

「……“あとは任せてくれ”と言った……その言葉に嘘はない」

この世界の秘密を知っているのは俺だけだ……だから、この小さな少女の期待に応えようと思った。
わずか三年以内に、この世界を滅びの運命から救うのだ。

ドライアードごときに……振り回されている暇はない。


元の世界ではけして他人に……親にさえ見せたことがない冷徹さを、カイリはその瞳に宿していた。
自分が持つ特別な能力……他人がうらやみ、ねたんだ能力……。
それを意識した時に感じる優越感と寂しさが入り混じった不思議な……荒涼感……。

「一流の魔道士っていうのは、どれくらいのレベルまで魔法を使えるんだ?」

カイリの質問にマティがきょとんとした。

「……まれにレベル3の魔法を使う者が存在しますが……普通の魔道士は私と同じで……レベル1と、いくつかのレベル2魔法が使えるくらいです」

そうか……それじゃあ、とカイリは続けた。

「度等(ブースト)を知ってるか?」

「……?? 聞いたこともありません」

にやりと笑うカイリ。

「だろうな……軍事用なんだが……カイ・リューベンスフィア達の翻訳は、そこまでたどり着いていなかった」

「マスター……?」


カイリが呪文の詠唱を始めた。

宙に伸びた木の枝は、本とともにどこかへ消えようとしている。
瓦礫から姿を見せた木の根は、カイリとマティにその矛先を向け始めた。
本を確実に手に入れるために、カイリ達を足止めする気なのだろう……。
カイリの呪文がマティの耳に届く。


 高目移行(システムアップ)・汎数(レベル)4……


レベル4の魔法……そんなものがあるの……?
呪文の意味を知らないマティも、最後の数字は理解できた。


 通模(インプット)・要俳(キーワード)……

 渦巻く炎……撫でる手のひら……熱で包む……


そのフレーズは……レベル1の魔法では……とマティは思った。
しかしこの呪文にはマティの知らない続きがあった。


 度等俳(ブーストワード)……イフリートの目覚め

 転配(コンパイル)……

 役名(コマンド)……


「燐射火囲包(ファイアボール)度等(ブースト)3……!」


カイリが呪文を完成させた瞬間。

その足元が白く光り、巨大な炎のかたまりが屋敷が建っていた場所に出現した。
直径三十メートルはあろう灼熱の火の玉。
マティは目を見張り、息を呑んだ。

マティの知っている“燐射火囲包(ファイアボール)”は、料理をするための火種に使うマッチのような小さな炎だった。

同じ名前の魔法とはとても思えないすさまじい威力……。

ドライアードの枝と根は一瞬で炭と化し、持ち去られようとしていた本も運命を共にして燃え尽きた。
魔法の発動が終わっても、炎は残った。
崩れた屋敷が炎に包まれ、燃え続けている……。

「ああ……」

地面に降り、ヒザをつくマティ。
彼女の脳裏には、一緒に過ごした過去のカイ・リューベンスフィア達との思い出が通り過ぎていた。
皆、この世界のために生きてくれたのだ。
頬を涙がつたっている……。

「マティ……」

声をかけるカイリに、マティは背を向けたまま答えた。

「わかっています……この屋敷の存在を知られた以上……こうするしか……」

理性ではわかっている。
それでもマティはすぐに立てなかった。

「誰も知らない魔法を使って見せてくれたマスターを……信じてついていきます」

ただ……とマティは言った。

「今だけ……泣かせてください……私の二千年間のすべてが、ここに……」

カイリは何も言わなかった。
彼女の辛さを理解できるのは、同じ超長寿のフェアリ族だけだろう……。



(さて……ドライアードを操っていた者は、このまま姿を消すのか……それとも?)

カイリがそう考えるのとほぼ同時に、屋敷の裏手にある雑木林の陰から姿を現す者がいた。
レベル4の魔法を目にしながら無防備に出現する相手に、カイリの警戒心が刺激される。

若い女だった。
軽装のスリムな身体に尖った耳……。
記憶のページをめくるカイリ……この種族は……。

顔を上げたマティが叫んだ。

「エルフ族……! どういうつもりですか!?」


長髪のエルフ族の女は、十メートルほど離れた位置で立ち止まり、腕を組んだ。

「テクニティファ……! もうあんたの夢物語には付き合っていられないんだよ!」

かん高い声がカイリを不快にした。
テクニティファは、マティのファーストネームだ。
エルフ族が今現在どのような立場で、マティとどのように関わっているのかカイリは知らない。

強気なエルフの娘に対して、マティも負けてはいなかった。

「無礼者! 私にそのような口のきき方をするとは……エステルの教育は……」

「エステルは関係ないっ!!」

ヒステリックな叫びに、マティがたじろいだ。

「な……なんですって……自分たちの族長のことを………」

ふん……と、エルフ女が鼻を鳴らした。

「レイウルフの奴が、カイ・リューベンスフィアはまだ魔法を使えないって言ってたけど……とんだ嘘っぱちだった」

マティは黙ったままだ。

「いつもすましているアイツのミスを指摘してやれるんだから、こんなに愉快なことはない。今日のところはこれで帰ってやるよ」

「…………」

つっぱり娘……それがこの若いエルフ女に対するカイリの印象だった。
だが、レベル4の魔法を恐れなかったのだから、その自信を裏付ける何かがあるのだろう。

「私の名前は、サルネイア……覚えておきな。エステルがくたばった後のエルフ族は、私が締めるんだから」

「な……! エステルがどうかしたの!? 病気でも?」

マティの狼狽(ろうばい)ぶりは尋常ではなかった。
若い娘を前に威厳を見せていた様子はすっかり消え、まるで娘を心配する母親のようだ。

「ちっ……知るかよ」

サルネイアは、自分の存在より族長の心配をしているマティの様子が気に入らないようだ。

「じゃあな」

「待って……!」

引き止めようとするマティを無視して、サルネイアは離位置(テレポート)で姿を消した。
カイリは最後まで口を挟まなかった。



茫然としていたマティが、少し間を置いてから呟いた。

「マスター……お願いがあります」

「いいよ」

即答したカイリに、マティが驚いた。

「あの……私のお願いは……」

「エルフ族の族長に会いに行きたいんだろう? 俺も行くよ」

振り向いたマティが頬を染めていた。
考えを見抜かれたのが恥ずかしいのだろう。

それより……と、カイリが言った。

「俺も頼みがある」

「は……はい、なんなりと」

マティが慌ててかしこまった。



(3)へ続く

デジカメ購入( ̄▽ ̄〃

パナソニックDMC-FX33カクテルピンク


ヨドバシカメラ
で予約注文して、本日午前中に宅急便屋さんが届けてくれました♪
今日が発売日かな?
使いやすくていい感じです。

5歳になったばかりの娘が使いまくって、早くも汚れてきている気がw


特に撮るものもないので。
いぁ、娘を撮ったりしましたが。
顔を隠すと可愛い写真が怪しい写真になるので、ブログに載せるのはやめました( ̄▽ ̄;

▽どうでもいいマグカップでもw
2007082513.jpg
このシンプルなカップは、コーヒーを飲むのに使っています。

ブログに載せる分には、画像を縮小してしまうので。
130万画素の携帯電話SH702iDで撮影した上の写真も、810万画素のデジカメで撮った下の写真も同じように見えますねw



ミスラに萌えるクエ( ̄▽ ̄)/

▽罪狩りミスラの三姉妹の真ん中、スカリーY

……いい○○してますねっΣ( ̄▽ ̄;



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白帽子のからくりに期待( ̄▽ ̄)/

▽特に言うことはありません……




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いずみさんから( ̄▽ ̄〃

izumiさんからいただきました!


FFXI小説「カーバンクル・カーズ」のカリリエを描いてくださいました( ̄▽ ̄)/

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プロミヴォンが笑ったよ?Σ( ̄▽ ̄;

▽二次元格闘ゲームの舞台みたいですw


最近、からくりネタしかありません……むむぅ。



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からくり上げ楽しす♪( ̄▽ ̄〃

▽昨日も今日も明日もルフェーゼ野~♪


めったにライバルがいないので、とても平和です♪



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【旧版】竜連れ2-1

 
「竜を連れた魔法使い」 目次

第一話 沈まない太陽 (1) (2) (3)




第二話 手に入れた力 (1)


カイ・リューベンスフィアの屋敷は静かだった。

窓にかかったブラインドの隙間から広い寝室の中を覗いたフェアリ族のマティ。
身体が小さいので、狭い隙間からでも中が良く見える。
彼女はカイリがベッドで寝ているのを確認すると、ふわふわと飛んで屋敷の裏口にまわった。

裏口の外には、大きなバスケットが置いてあった。
白い布がかけてあって、中身は見えない。
バスケットの取っ手に手を触れると、小さな声で呪文を唱えた。

「品浮(レビテート)……!」

自分の体重の数倍はあるであろう重さのバスケットを手にして、彼女は軽々と浮き上がった。
そして正面玄関から入った時と同じように、手を触れずにドアを開け……。

キッチンに入ると、バスケットの中身を大きな冷蔵庫の中に移しはじめた。



「……唯一解けなかった謎が、今解けたよ」

突然背後から声をかけられて、身体全体でびくりと反応するマティ。
ゆっくり振り返ると、キッチンの入口の柱にもたれ掛かるように、カイリが立っていた。
Tシャツとトランクスだけの下着姿だ。

「お……おはようございます、マスター……」

マティは、バツが悪そうに微笑んだ。

三日ぶりだね……とカイリが言った。

以前、マティはカイリを見つけるのに「三日もかかってしまった」と言った。
陽の沈まない世界で、彼女は日数の感覚を持っている。
それは、カイリの腕時計が刻む日数と同じだった。

「君がとてつもなく意地っ張りな性格だとよくわかったよ……でも、ありがとう」

カイリはマティのそばに来ると、冷蔵庫に入れられたばかりの干し肉をかじり、ミルクを口に運んだ。

「それから……デリカシーのない言い方をして悪かった……ごめん」

「い……いえ」

マティは伏し目がちの顔を真っ赤にして口ごもった。


マティがカイリをこの屋敷に案内し、怒って出ていってから三日がたっている。
その間、マティは一度も顔を見せていない。
ただ冷蔵庫の中だけが、毎日新鮮な食料で満たされていた。

最初はこれも魔法かとカイリは思ったが、やがてそんな筈(はず)はないとわかった。
なぜなら……今のカイリは、この世界に存在する全ての魔法を知っているからだ。

「マスターがずっと書斎の本を読みふけっていらしたから……邪魔をしないようにと……」

マティはこの期に及んでまだ言い訳をする自分を止められなかった。
怒って出ていった手前、顔を合わせづらかったのは、やはり意地っ張りということなのだろう。

「……おかげで、この屋敷の本は一冊残らず目を通せたよ」

「……え!?」

驚きの目を向けるマティと、微笑むカイリ。

「一冊残らず……って、本のリストでも作っていたのですか?」

「違うよ……全ての本の全てのページを頭に入れた……量が多くて三日もかかったけどね」

君に秘密にしても仕方がないから……とカイリは言った。

「目を通した書物の内容を一字一句正確に記憶できる……それが生まれついての俺の能力」

こういう能力を持つ人間は海外に数人いた。
ただ、なんらかの統合失調症を併せ持っているのが一般的だ。
何の精神疾患らしいものもなくこの能力を発揮するカイリは、子供の頃にマスコミや学者の注目を浴びたのだった。
中学に上がる前に、この能力を失ったフリを始めるまでは……。

「うそ……だって……私、あきらめかけ……て……のに……」

フェアリの少女は、出会った時のように突然泣き出した。
よく泣くコだなぁとカイリは思ったが、今度は何も言わなかった。

かつて存在したニ十人のカイ・リューベンスフィアのうち、何人かは日記を残していた。
この少女が二千年間背負ってきた宿命を、今のカイリは知っている……。

「百年に一度召喚されたカイ・リューベンスフィアの中に、日本人が一人もいなかったのは不幸だったね……ここの書物は、ほとんどが日本語だから……」

いくつかの本の行間には様々な言語が書き込まれ、過去のカイ・リューベンスフィアが必死で解読しようとした跡が見られた。
英語、ロシア語、中国語、アラビア語……様々な言語に翻訳されたらしい手書きのノートが何冊もあった。

だがどれも途中で終わっていた。
かつてのカイ・リューベンスフィアが、その寿命を終えるまでに全ての翻訳を終えるには、量が多すぎたのだ……。

日本人はカイリが初めてのようだった……しかも、都合の良い特殊能力を持っている……。

かつてマティは、「あと三年で、この世界は滅びます」と言った。
彼女が初めてカイ・リューベンスフィアを召喚した時から、二千年後にこの世界が滅びることはわかっていた。
この世界を救う最後のチャンスがカイリだったのだ。

この世界を救う鍵は、この屋敷の書物の中にあると考えられており……それゆえに、過去のカイ・リューベンスフィア達は必死で日本語の翻訳に没頭したのだった。
ここに置いてあった辞書と言えば、英和辞典くらいだ。
その苦労がうかがい知れた……。

世界が滅びるタイムリミットまであと三年――。
最後のカイ・リューベンスフィアであるカイリに残された時間は三年しかないのだから、マティが「あきらめかけていた」というのも無理はない……。

「過去の日記からは……英語で書かれたものくらいしか理解できなかったけど……皆が君に感謝している気持ちが伝わってきた」

カイリは余裕を持って、マティに優しく声をかけた。

「もう一度言うけど……俺は、全ての本を読んだ。この世界の仕組みも……魔法の秘密も……全て理解したつもりだ」

マティが泣きはらした顔を上げた。
カイリが見つめている。


「……あとは任せてくれ」


この世界で、知識は力だった。
カイリが微笑んだ時……マティがカイリの胸に飛び込んできた。


「お願いします、マスター! この世界を……この世界に生きる私たちを救ってください……!!」


カイリは手のひらで遠慮がちにマティの黒髪をなでた。
彼女の震えが伝わってくる。

「本を読んでもわからないこともある……今の種族間の情勢とか……食料の調達法とかね」

これからも……俺を助けてほしい……そう囁(ささや)いた。



***



マティが落ち着きを取り戻す頃……。

カイリの背後で、そっと蠢(うごめ)くものがあった。
床板の隙間から侵入してきたそれは……樹の根のように見えた……。



(2)へ続く

辻レイズでからくりLV35( ̄▽ ̄)/

▽相変わらずルフェーゼです!
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相変わらず死んで……。



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残暑見舞いその2( ̄▽ ̄〃



さとぽんから届きました!
文章は裏にあったので、こちらには何も書かれていませんが、残暑見舞いです。
すごいです。手がこんでます。
ありがと~!!かわいい~っ!!

上段:Sash、下段左:Tarunar、下段右:Satoponponとなっています。

Ixsさんに描いてもらった時も思いましたが……やっぱりSashの顔は( ̄▽ ̄〃なのですな~w

ほんわかした風合いが和紙ならではですね( ̄▽ ̄〃

リシュフィ―――ッ!!Σ( ̄▽ ̄;

▽アトルガン・ミッション「少女の傀儡」です


無事に一発クリアしてきましたっ( ̄▽ ̄)/



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死体・羊・雷・オヤジ( ̄▽ ̄;

▽しつこくルフェーゼで蜂狩り!


あやささんの脳内に共感を覚えるいつものSSです。
まぁ、私の脳内は彼女ほどじゃないですけどね……いくら何でも96%ってことはないですよ?( ̄▽ ̄)b

書きたい記事がありすぎて消化できません。
とか言ううちに今日は頭痛で何もできなくなりインさえしていません。
それでも、どーでもいい記事から消化……というか単に時系列で書いてるだけですけど( ̄▽ ̄;



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BC「ドーフェ兄弟」惜しい!( ̄▽ ̄;

▽こんな日もあるさ!
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なかなか見事な死体の散らばりっぷりです……( ̄▽ ̄)



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ブレスドレイディアンスの構え!Σ( ̄▽ ̄;

▽ルフェーゼっていいですよね~きれい~( ̄▽ ̄〃





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フォー君、初めてMB!( ̄▽ ̄〃

▽アルザビのチョコボが計り知れないほど悲しそうな時


赤チョコボ レイちんの出番です。



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残暑お見舞い申し上げます( ̄▽ ̄)/

▽今日ポストに届いたばかりの暑中見舞いです
2007081101.jpg

ちょー可愛いんですけど!!Σ( ̄▽ ̄〃
自慢♪自慢♪



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【旧版】竜連れ1-3

 
「竜を連れた魔法使い」 目次

第一話 沈まない太陽 (1) (2)



第一話 沈まない太陽 (3)


広大な空が広がっていた――。

青い空に白い雲が流れるような模様を描いている。
実際にすさまじい勢いで雲が流れていた。

眼下では深緑色の森と、いく筋ものきらめく幅広の河川が、空の雲と同じ方向に流れる模様を作っている。

切り立った崖の上にカイリはいた。

雲と森と川が流れ着く先に地平線があり……。
そこに信じられないものがあった。

巨大な……とうてい信じられない大きさの巨大な白い太陽が、地平線から半身をのぞかせているのだ。
本当は赤いはずのその光は、柔らかく……直視しても目が痛むことはなかった……。

「……驚かれましたか、師匠(マスター)。ここが、あなたの生きる新しい世界です。そして……」

背後で声がした。声の主は見なくてもわかる。
翅の生えた小さな……一言で言えば、服を着た“妖精”の少女だ。


「……あと三年で、この世界は滅びます」


「……!」

思わず振り返るカイリ。
真剣な眼差しの少女がそこに浮いている。

「…………」

カイリの心は不思議と落ち着いていた。
あきらめや絶望とは少し違う……あまりの出来事に、感覚が麻痺しているのかもしれない。
そもそも、この少女の言うことは信用できるのだろうか……?

「俺は滝谷海里(たきたにかいり)……君の名前は?」

「……申し遅れました。私はフェアリ族のテクニティファ・マティ・マヌファ……“マティ”とお呼びください」

長い黒髪を揺らして少女が頭を下げた。

「何からご説明すれば良いのか……。そうですね、まず申し上げておかなければならないのは……」

マティは申し訳なさそうに目を伏せている。

「あなたは……今日からこの世界に存在するあらゆる勢力から狙われます。先ほどの森での威嚇攻撃……あれは、この大陸における二大勢力の一つ……エルフ族の者に間違いありません」

「……狙われるって?」

こくりと頷くマティ。

「……まさか、森の果実を勝手に食べた罪……とかじゃないよね?」

「いいえ、私のミスです。マスターを見つけるのに三日もかかってしまった……そのせいで、エルフ族に見つかってしまいまいした」

本来なら最低1年は姿を隠し、自衛の手段を含め様々なことを学んでもらうはずだった……と、マティは言った。

「ちょっと待ってくれ。それは、俺が狙われる理由の説明になっていない」

「…………」

黙りこんでいる少女。
目をそらさないカイリ。

あきらめたように、マティがぽつりと言った。

「マスターが……この世界の運命を握っているからです」

「…………」

今度はカイリが黙りこんだ。
わからないことだらけで、何から聞けばいいのかわからなくなったのだ。

唐突に、妖精の少女が森の中で言ったセリフを思い出した。
彼女は言った……「やはり記憶は受け継がれなかった」と。
前世のようなものが絡んでいるのだろうか……。

「マスター……」

マティの遠慮がちな言葉に意識を引き戻される。
少なくともこの少女は……カイリにとって必要な情報のいくつかを持っているようだ。
この世界で今現在頼れる存在がマティだけであることは間違いない。
そして少女の態度……一つ一つの仕草さえ、カイリに良い印象を与えるものだった。

「最初にお連れする場所は決まっています。どうぞ、こちらへ……」

マティが進む先に大きな二階建ての屋敷があった。
今まで立っていた場所は、その屋敷の庭のようだ。

マティは手を振れずに扉を開け、屋敷の中にカイリを導いた。

「こうして……マスターを、マスターの屋敷に案内するのは二十一回目です。そして……これが最後……」

マティの後ろ姿が少し震えているように見える。

「簡単な質問を二つしていいかな?」

「は……はい!」

カイリの言葉にマティがふり返る。

家の中は中世と現代を合わせたような雰囲気だが、けして違和感はなかった。
机、椅子、カーペット、スタンド、本棚、ベッド、壁紙……どれもまるで普通で、少しヨーロピアン風味という程度だ。
屋敷の中に入ってしまうと、まるで元の世界に戻れたような錯覚さえ起こす。
おまけに……壁のスイッチを押すと、天井の電灯に光が灯った。

それだけのことが、妙にカイリの心に落ち着きを取り戻させたのだ。

「どうして俺をマスターって呼ぶの?」

「どうぞお掛けになってください」

マティが示した肘掛け椅子にカイリは素直に座った。
実に座り心地のいい椅子だ。

一つ目の質問に、マティは真面目な顔で答えた。

「あなたは二十一人目のカイ・リューベンスフィアです。ここは、カイ・リューベンスフィアの屋敷で……カイは、私の魔法の師匠(マスター)なんです」

「魔法……さっき、急に場所を移動できたのも魔法なのか?」

マティがこくりと頷く。

「俺は魔法なんて使えないけど……」

少しばかり申し訳ない気持ちになりながらカイリがそう言うと、マティがにっこり微笑んだ。

「心配いりません!……もう一つの質問は何ですか?」

まあいいかと思い、カイリは続けた。

「うん……最初は君の言葉がわからなかった……それなのに急に話せるようになったのは何でだろう……?」

なぜかマティの顔が赤くなった。

「それは……私が、この世界の言葉が話せるようになる魔法をマスターにかけたからです」

「いつの間に……? 場所移動の時は呪文のようなものを聞いたけど、それ以外は……」

カイリの質問に深い意味はなかった。
この世界のことを理解する助けになるかもしれないと思っただけだ。
ところがマティは顔を赤くして落ち着きがない。

「魔法は……言葉が重要ですが……対象物と発動条件を決めておけば、あらかじめ唱えておくことができるんです」

「ふーん……対象物は俺で……発動条件は?」

マティの目が踊っている。

「キ……です」

「……樹??」

森には樹がたくさんあったなぁと思う。


「違います…………キ……スです」

消え入りそうな声のマティ。
……カイリは自分の頬をぽりぽりと掻きながら思い出した。

森で何かが顔にぶつかって来たと思った……それがマティだった。
あの時、額にヒヤリと冷たい感触を感じたのは……。

「あれはマティの舌先だったのか……」

ばふっと、カイリの顔にクッションが飛んできた。

「何ですか!そういう魔法にしてくれって死ぬ間際に頼んだのはマスターでしょう!もう二度とごめんですから!!」

真っ赤な顔でそう叫ぶと、マティは怒って部屋から出て行ってしまった……。

「……知らん。俺は知らん。言いがかりだ」

まずかっただろうか……?
椅子に背中をあずけて、天井を見上げるカイリ。
居心地のいい部屋だ……。
前世のことを身体が覚えているとでも?

「俺は……生まれ変わりとか……信じていないんだけどなぁ」

何気なく、正面にあった本棚に目を向けた。
様々な題名が背表紙に書かれている。
機械や電気関係の本……何冊か英語の本も混ざっている。

「M、E、M、S……って、何だっけ?聞いたことがあるような……」

ん?



一瞬、思考が停止する。

がばりと立ち上がるカイリ。

(ちょ……ちょっと待ってくれよ!)

カイリは日本語のタイトルが書かれた本を手に取った。

(…………)


「どうして……この世界に、日本語や英語の本があるんだ!?」


マティの魔法で、文字も読めるようになったのか?

そんなはずはなかった。
言葉がわかると言っても、やり取りしている言葉が日本語でないことは認識できている。
ただ意味がわかってしまうし、自分も話せてしまうというだけだ。

しかし目の前にあるのは、日本語の文字なのだ。
それに……明らかに洋書と思われる本が混ざっている。
魔法なら、すべて日本語に翻訳してほしいというものだ。
自慢じゃないが、英語は日本語ほど得意ではない。

(俺は……身体と、身に付けた物のみでこの世界に飛ばされた。本と一緒に飛ばされた奴が、過去にいたのか……?)

カイリには、もう一つ気づいたことがあった。

本が……新しいのだ。
いくら室内でも、数十年たてば紙は変色するものだ。

「わけがわからないな……」

もう一度椅子に座ると、手にした本の表紙を見つめるカイリ。

ストライプのみのシンプルな柄の上に、明朝体の大きな文字で本の題名が書かれている。


“沈まない太陽”……と。


カイリはゆっくりと、表紙をめくった……。



~第一話完、第二話へ続く

NPCのAMセリフを愉しむ( ̄▽ ̄〃

▽あたると評判のありがた~い、えらび唄ですのよ


なにこのラヴリ~なシャントット様www
最後がらしくて素敵ですこと♪( ̄▽ ̄〃



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特使の御楯( ̄▽ ̄)/

▽ナバゴ処刑場
2007080705.jpg

遠くに見えるでかい奴がキマイラ13。
その手前の小さいのがカラババ様。

アトルガン・ミッション「特使の御楯」でございます。



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八景島シーパラダイス( ̄▽ ̄)b

▽お盆は外しましたが、人がいますねー夏休みは


八景島シーパラダイス
神奈川県にあります。
イルカやアシカのショーは、4歳の娘には不評でした。
むぅ( ̄▽ ̄;



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ビシージを駆けるブロガー達( ̄▽ ̄〃

▽ビシージ待ちの風景


2連戦の2戦目前に。
あーろんさんに無言誘いされましたw
ブロガー同士って、どうしてビシージで無言誘いばかりなの?ww

りんくさんむびさんもいて、楽しく会話……というかこの時は、近くにいたピアノさんのLSの人たちのSay会話が面白すぎでしたww



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【旧版】竜連れ1-2

 
「竜を連れた魔法使い」 目次

第一話 沈まない太陽 (1)



第一話 沈まない太陽 (2)


顔にぶつかったもの。
鳥か巨大な昆虫か……と思ったが、柔らかい。
ぱふっと当たった感触をたとえるなら、綿を詰めた布製の人形だろうか。

動いている。

額(ひたい)にヒヤリと冷たい感触を感じて、カイリは思わず「わぁ!」と声をあげた。
同時に、「彼女」が離れた。
周囲を見渡すが、他に誰もいない……先ほどの意味不明言語の主は彼女だろう。

前方ニメートルの空中に、彼女が浮いている。
身長は三十センチくらいだろうか……まさに人形だ。
チェックのシャツにデニムの胸当て付き(サロペット)スカートを身に付けている。
ストレートに伸びたつややかな黒髪は、肩の下から緩やかなウェーブになって腰まで達している。
やや幼いが整った可愛い顔を少し傾け、カイリを見つめていた。
その黒い瞳は、期待と不安に満ちているようだ。

背中には……緑がかった透明の翅(はね)が生えている。

(ここは……おとぎ話の世界ですか……)

猛獣に襲われることは懸念していたが、こんな得体の知れない生き物に出会うとは想像しなかった。
異常だ。

人型をしている……服を着ている……しかも……。

翅は動いていないのだ。
それで空中に浮いている……。

自分の正気を疑いはじめたカイリに、彼女が再び声をかけた……寂しそうに。

「マスター……やはり記憶は受け継がれなかったのですね……それでも……」

ハッとするカイリ。
彼女の言葉を理解できている……?

「それでも……嬉しいです……」

可愛い顔が泣き顔になっていた。
ポロポロと涙をこぼし、手で顔をこすっている。

「ちょっ……」

ちょっと待ってくれ、わけがわからない……とカイリが言おうとした時。



ヒュッと高速の何かが風を切り裂き……。

ターン……!!と、こ気味良い乾いた音が背後で大きく響いた。

振り返ると、太い樹の幹に1本の矢が突き刺さっている。

「なっ……!」

声をあげたのは、彼女だった。

「無礼な……まさか、エステル……協定を破るつもりなの……?」

「ぼけっとしてんなっ!!」

カイリはイライラするように彼女に手を伸ばして掴み。
その小さな身体を地面に叩き付けないように注意して、自らも伏せた。

同時に二本目の矢が、大きな音を森にこだまさせた。


どうして彼女を助けようと思ったのか、カイリは自分で自分が不思議だった。
この世界の貴重な情報源だからか。
小さくても顔が好みだからなのか。
……何かの縁なのか。
いずれにしても、とっさの行動だった。

気がつくと小さな少女は、伏せているカイリの顔の前で地面に立っていた。
目をつぶって、ぶつぶつと何かをつぶやている……そして、叫んだ。

「離位置(テレポート)……!」

カイリは地面が白く光るのを見た。
そして小さな少女と共に、白い輝きに包まれ……静かに消えた。



***



カイリが消えた場所に、大きな弓を背負った軽装の男が姿を見せた。
背は高いが、弓を扱えるとは思えないほどの華奢(きゃしゃ)な身体で、耳が尖っている。

「あれが……カイ・リューベンスフィアを継ぐ者ですか……。黒髪の男……その顔、しっかり覚えましたよ」

細面(ほそおもて)に浮かんだまつ毛の長い金色の瞳がキラリと光る。

「すでに妖精(フェアリ)と出会ってしまったのは残念ですが……」

男はくすりと笑った。

「まだ防御魔法さえ扱えないようですね……エステル様に報告しなければ」

男は金髪をかき上げると、離位置(テレポート)の呪文を唱えた。
地面が白く光り、男が消える。

森に鳥や獣の鳴き声が戻った……。



(3)へ続く

募集!AM特使の御楯( ̄▽ ̄)/

8月5日(日)22:00~

アトルガンミッション「特使の御楯」参加者を募集します。

ただし作戦の都合により、

印グラビデを使える方、限定!

つまり黒/赤または赤/黒で参加できる方!


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金魚すくいに燃える人たち( ̄▽ ̄〃

▽東サルタの川のせせらぎを聞きながら……


いきなりLS金魚すくい大会( ̄▽ ̄)



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目撃されるからくり士Σ( ̄▽ ̄;

▽ちまたは夏祭り中♪


さとぽんは、金魚鉢作りに燃えているらしい。
倉庫で眠っていたガラス板を出世払いで売りつけましたw
とりあえず合成スキルを色々あげてもらわないと……。
自分で作りたいらしいので、間違っても完成品の金魚鉢を送りつけたりしない方がいいと思いますw



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