珈琲は一日二杯まで

笹谷の気が向いたときに気が向いたことを書く場所です

小説「竜を連れた魔法使い」連載中

素人がゲームのことを書いたり、絵を描いたり、漫画を描いたり、小説を書いたり、適当に何でもありな趣味のブログです。友達は少ない。

ブランコをこいだ日( ̄▽ ̄)

今朝の夫婦の会話。
シェービング中の私のところに、かみさんが顔を出した。
娘のマルガレーテ(仮名)は部屋でテレビを見ています。


か 「そうそう、マリィちゃん、一人でブランコをこげるようになってたよ!」

私 「お、すごいじゃん!」

か 「昨日、公園で足をよいしょ、よいしょと動かして、自分でこいでたw」

私 「幼稚園で見て覚えたのかね~」

か 「そうじゃない? すごいでしょ」

私 「うん、すごい」


……ただの親ばか日記です( ̄▽ ̄)


ダイエットせねば( ̄▽ ̄;

昨夜、5歳の娘が言った。

「体重計に乗ってみて!」

乗ってみた。

デジタル表示が、59.2Kgとのたまった。

Σ( ̄▽ ̄;

……増えている。

これはいかん!



今日は昼食を野菜ジュース一本で済ませてみた。

案外空腹を感じない。

身体にカロリーが余っているからであろうか?( ̄▽ ̄;




定時を過ぎた頃。

複合機から印刷物が出てくるのを待っていたら、十くらい年下の女性社員がコピーをとりに来た。

やたら痩せている彼女に言ってみた。

私 「そのスリムさが羨ましい。最近、体重が増えちゃって」

A 「私もおなかに肉がついてきたんですよ~」

じろじろ見るわけにもいかないので、軽く流す。

私 「涼しくなってくると、身体が肉をため始めるんだよねー」

A 「そうそう、急にですよねw」


……ダイエットせねば。


三人旅は続く( ̄▽ ̄〃

▽ぽてりんこ


▽らっきー♪
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▽ふぉー君、ぴんち!
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▽れべるあーっぷっ!!
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▽……の後ろで、NMがΣ( ̄▽ ̄;
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黒ヘッドまで、あと1つ……です。


スクラップド・プリンセス( ̄▽ ̄)

すみません、またアニメの話です( ̄▽ ̄;
今週の無料アニメは「スクラップド・プリンセス」でした。
観たのは、無料の1話~6話のみです。

たぶんここに来る人で知っている人はいないんじゃないかなと思いますけど。
基本は、剣と魔法の世界です。

最初のうちは、うすっぺらい話というか……ラノベ原作っぽいよなーという感じで見ていました。

それが……「やばい」と思ったのは、「バグ」と呼ばれる機械仕掛けの虫が出てきてからです。
これは……。
そしてついにドラゴン(ドラグーンだったかな?)が出てくるにいたっては……。

やばい。
6話でまだ世界の全貌は明かされていませんが。
だいたい予想がつく伏線が出揃いました。

これは、私の「竜を連れた魔法使い」にかなり似た設定っぽい……Σ( ̄▽ ̄;
うへぇ。
描きたいドラマは全然違いますけど。
設定が……。
これで魔法が使える設定まで同じだったら、もうパクリと言われても仕方がないんじゃなかろうか。

とりあえず今は「竜連れ」(あえて略してみました)を書く余裕がないので、書くとしたら続きは半年くらい先になりそうなんですけど。
うーむ……。


---


「スクラップド・プリンセス」感想

話は結構面白いです。
ところどころキャラ設定が甘いというか……ツッコミどころはありますけど。
いい感じで観れました。
先週のインパクトあるアクエリオンの後としては良い清涼剤という感じです。
シャノン兄とラクウェル姉がかっこいいですね( ̄▽ ̄〃

朝からどきどきΣ( ̄▽ ̄;

朝、会社に着いて事務所にかばんを置いてPCを立ち上げてから、ペットボトルのお茶を1階の自販機まで買いに行きました。

乗ったエレベータで、今年入社した新人の女の子と一緒になりました。

浪人とか留年とかしていない感じなので、年齢は24~25だと思われます。

彼女は、新人教育用の冊子をかかえていました。

私 「朝から教育ですか?」

新 「はい!」

私 「お疲れ様です」

新 「でもこの教育は楽しいんですよ。電子レンジの分解とか♪」

私 「そんなのやったなぁw」

新 「w」

彼女は途中の階で降りて、私は1階まで行き、トイレに寄りました。

そこで気づいてしまったのです。




……おぉ、社会の窓が全開ではないかっΣ( ̄▽ ̄;


このような失態は何年振りでしょう……朝からどきどきしました。


創聖のアクエリオンΣ( ̄▽ ̄;

最近パチンコのテレビCMでよく見かけるアクエリオン。
今まで全く観たことがなかったのですが。
5話まで無料配信をやっていたので、観ちゃいました5話まで。

ストーリーというかドラマというか、設定も含めて展開がもう泣けるくらいダサいんですけど。
ダサいなんて言葉、何年振りに使ったんだろうって感じですけど。
それがわざとで、そのつっこみどころがいいという人もいるのかもですけど。
子供だましです( ̄▽ ̄;

ともかく。
それ以外がすごくいいですね!w

最近のアニメで3DCGは当たり前みたいですが、ただ使ってるというだけではなくて、3DCGならではであろう……いや、たぶんこの監督さんなら2Dでもすごくて、それが3Dになって感性が最高に生かされてるって感じだと思います。
すごく綺麗。自然に綺麗。
メカへの登場シーンなんか最高です。
男の子がそこに求めている心のツボを確実に押していきますね。
見ていて気持ちいいです。

メカの発射シーンから、ミサイルの軌道まで妥協がなくて、メカアクション関係は文句ありません。
まぁ、ロボットが必死に手を動かして手裏剣を飛ばす場面はどうかと思いましたけどw

声優も良かったし。
絵柄もそれほど悪くなかったし。

一番良かったのは、音楽でしょうか。
私は音感は全くダメなのですが、菅野よう子さんの名前くらいは知っています。
「らしい」って思いました( ̄▽ ̄〃

ああ……これでドラマも良かったら……いや、せめてここまでひどくなかったらと思わずにはいられませんw

それでも総合評価は高得点をつけたいです。
どれとは言いませんが、今日見たくだらないパクリアニメとか、泣けてくるので。
久しぶりに良かったなと。

もう一度書いておきますが、5話までしか見ていませんw
あと、3機のマシンが合体の組み合わせによって能力が変わるのは、ゲッターロボのパクリだと思います(あっ)。


ルームシェアの女( ̄▽ ̄〃

笹谷周平という名前の由来については、そのうち書くとしまして。

まだ馴染まない筈のこの名前が結構気に入ってる自分が不思議なささやです。

たぶん、たるなに「しゅうちゃん」と呼ばれてからな気がするw
というか、そう呼ばれて思い出したドラマがあるんですよ。

以前、NHKで「ルームシェアの女」というドラマが夜遅くにやってたんですね。
最初は偶然観たこれが結構面白くて、リアルタイムで観てました。

これに出てくる男の役名が杉田修平らしいのですが、主人公は彼を「しゅうへいさん」と呼んでいたのに、うちでは「しゅうちゃん」と呼ばれていましたw
たぶん、他の登場人物(主人公の元旦那だったかな?)がそう呼んでいたせいだと思うのですが。

当時、主人公役の中島知子さん(オセロ)も好きだったし、修平役の佐々木蔵之介さんが二枚目役ではないと思うのだけど、なんとも味があるいい男で、それも良かった。

わざわざDVDを買ったりはしないので、再放送でもしない限りもう観ることもないでしょうけど、印象に残っている作品でした。

印象に残っているドラマって、人それぞれなんでしょうね~。
誰も知らないであろうドラマの話題ですみません( ̄▽ ̄;


あ、一部から問い合わせがありましたが、ヴァナでは今までどおりキャラ名で呼んでくださって結構です。
プロフィールのXI-Profにあるように、キャラ名を隠しているわけではないので、ヴァナ関係の方はここでもキャラ名で呼んでいただいてOKですよ~。


新装開店( ̄▽ ̄)/

こんにちは、笹谷(ささや)です。

誰それって感じですが、人間の中身は変わりません!
でも、違和感あるでしょうね~( ̄▽ ̄;

そのうち、慣れますよきっとw

とりあえず、さっぱりとしてみました。
今までより、リアルネタの記事が増えるんじゃないかなと思っています。


---


ところで、ヴァナでは今日からハロウィンイベントですねっ。
でも私は今日も1回もインできておりません( ̄▽ ̄;

というわけで、話題を変えましてっw
皆さんは追加ディスク「アルタナの神兵」を、もう予約されましたでしょうか?

私は先日、ヨドバシカメラの通販で予約しました。
いつもなら、私とかみさんの分で、拡張ディスクを2本買うのですが、今回はやめまして。

拡張ディスク1本と、「ヴァナ・ディール コレクション」1本を予約しました。
「ヴァナ・ディール コレクション」というのは、基本ソフトと今までの拡張分も全部入ってる奴です。

なぜそうしたかと言うと、PCにソフトをインストールする時に、DVD1枚で楽だからです。
PCが壊れたり買い換えたりするたびに、何枚ものCDを入れ替えて延々とインストールしていた手間がなくなるわけです( ̄▽ ̄)/

で、そうすると不要な新アカウントがついてくるわけで。
以前、長期出張中に買ったPS2用ソフトの未使用アカウントも合わせると、我が家にはアカウントが4つ!
そのうち2つは使っていない状態になるわけです。

……もったいないですねぇ。

夫婦二人でそれぞれ2アカプレイが正しい姿なのでしょうか?w
PC3台とPS2で、できなくはないですけど!

面倒そう~( ̄▽ ̄;


---


リンクしていただいている皆様にはご迷惑をお掛けしてすみません。

皆様のリンクリストにあるブログ名が前のままでも、私は全然気にしないのですが、メンテをちゃんとなさっている方はそうもいかないと思います。
私の方は急ぎませんので、気が向いた時にでも変更をお願いいたしますです。

とはいえ、またすぐにブログ名を変更しないとは言い切れないかも?
まだ変えたばかりですからね!
というわけで。
しばらくは、遠くから生あたたかく様子見していただくのがよろしいかと存じます( ̄▽ ̄〃

「UPマーク」の表示について

■リンクリストについて
 リンクリストはBlogPeople様を利用させていただいております。

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 リンク先のブログ名の後に表示される「UPマーク」は,そのブログで最新記事が掲載されてからある時間以内であることを示しています。少なくともそういう設定にしてあります。ただし,次に示すPING設定がされていないブログについては,「UPマーク」が表示されません。※ブログの初期設定によっては,表示される場合もあります。

■PING設定について
 ほとんどのブログには,最新記事をアップしたことを特定のサーバに知らせる更新PING送信機能があると思います。よろしければ,そこに,

http://www.blogpeople.net/servlet/weblogUpdates

を追加してください。ただし,自己責任でお願い致します。これにより,更新情報がBlogPeopleの更新通知サーバに送られ,当ブログのリンクリストに反映されるようになるはずです。反映されるまでには,少し時間がかかるかもしれません。

ええと( ̄▽ ̄;

ちょっとあることを思い立ってから、ほとんどヴァナにインしていない日々です。
しっかり新ディスクを予約しているくらいですので、引退する気は全然ないのですが。
以前ほど熱心ではなくなっている感じです。
いえ、以前も熱心じゃなかったですけど( ̄▽ ̄;


で、今日ふいに思い立ったのが。


気分が変わったついでに。

2年半親しんできたブログのタイトルを変えてしまおうかと。
ついでにペンネームも変えてしまおうかと。

まだわかりませんけど。

いきなり変わっていても驚かないでください( ̄▽ ̄)
変わらなくても怒らないでくださいw
変えてすぐに戻しても物を投げないでくださいっ。
くぅ。

気分です。気分!


ねが。

諸事情でいろいろ調べものをしているうちに、すっかり思考がネガティブになっています。

人によっては、不愉快になる文章ですので、たたんでおきます。
FFXIとは全く関係ありません。

不愉快になってもスルーできる人だけ、読んでください。

ていうか、読まなくていいです。

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脳の仕様( ̄▽ ̄;

突然、自宅の1階から2階へ瞬間移動できた。


その後、自分の意思でできることを2回確認した。


という夢を見た。


どうしてそんな夢を見たのか謎である。


ちなみにうちは普通のマンションで、2階なんてありません。



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ほえほえっと♪( ̄▽ ̄〃

▽今日も元気にLV上げ♪


……LV下げ?( ̄▽ ̄〃



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【旧版】竜連れ4-2

 
「竜を連れた魔法使い」 目次

第一話 沈まない太陽 (1) (2) (3)
第二話 手に入れた力 (1) (2) (3)
第三話 竜たちの覚醒 (1) (2) (3)
第四話 エルフの族長 (1)




第四話 エルフの族長 (2)


上空を風が吹いている。
東から西へ……。
いつでも、東から西へ……。

そして西の空には、大きな太陽がその半身を見せて、やわらかい光を放っている。

空に輝く光点“ピージ”が、大きな太陽に向かって沈もうとしていた。
元の世界でカイリが夕方と呼んでいた時間帯に入ろうとしている……。


カイリとマティは、東に向かって西日の当たる山肌を登っていた。
背の低い草むらの中に見え隠れする、一本の獣道だけが頼りだ。

子犬くらいの大きさの生き物が、ウロコに包まれた身体を揺らしながらトテトテと走ってついてきている。
時々背中の大きな翼をはばたかせると、前脚が地面から浮く。

成長したスザクが入らなくなってしまったバスケットは、もう捨ててしまっていた。
小さな竜は、カイリを親だと思っているかのようだ。
ただ一緒に外を歩いているだけなのに、それがとれも嬉しそうに跳ねまわっている。
時々、ピイピイとご機嫌な声をあげていた。

「離位置(テレポート)がいかに便利な魔法か、よくわかるよ」

カイリが疲れた声でそう言うと、その右側に浮いているマティが笑った。

「行ったことがある場所にしか移動できないのが難点ですね」

カイリが笑って頷く。


やがて、最初は遠くに見えていた森の端に二人と一匹がたどりついた。

カイリの肩で眠っていたドライアードは、いつの間にか姿を消している。


森の外からは見えなかった位置に、小さな小屋があった。

小さな窓から中を覗くと、三畳くらいの狭いスペースにベッドとテーブルと椅子が入っていて、それだけでいっぱいだった。
ベッドのシーツが白いことから、放置された小屋ではないとわかる。
誰かが住んでいるというよりは、駅の改札にある駅員室のような雰囲気だとカイリは思った。

「見張り小屋ですね」

マティがそう言った。

小さな四角いテーブルには陶器製のカップが乗っていて、その中の緑色の液体から湯気が昇っている。
ついさっきまで、人がいたのだ。

給湯設備などなさそうなのに、どうして温かい飲み物があるのだろうと考えて、すぐに思い至った。
離位置(テレポート)だ……この世界の住人で魔法を使える者は、呪文を唱える手間を惜しまなければ、いつでも瞬間移動できるのだ。
何か飲み物が欲しくなったら、飲み物を手に入れられる場所まで、離位置で行って帰ってくればいい。

そしてカイリは考えた。

「これは……森に近づく俺たちを発見して、テレポートで知らせに行ったということなんだろうな……」

「ですね」

マティがすぐに同意してくれたが、それにしては何か変だとカイリは思った。

見張りなら、遠くにカイリたちを見つけた時点で本体に知らせに戻ったことだろう。
そして、例えば応援を連れてくるなどの対処をしているものではないのだろうか……カイリたちがこの小屋にたどり着く前に。

「変だな……これじゃあ、この森で何者かが活動していることを、侵入者に知らせるだけじゃないか?」

外から小屋を眺めながら、カイリがそうつぶやいた時。


周囲の空気が……一瞬で変わった。



小屋の周囲の木々の間に、二十人以上の人間が突然現れたのだ。

武装した者も、そうでない者もいた。
彼らに共通しているのは……細身で耳がとがっているということ。


カイリたちの正面に、ひときわ目立つ女性が立っていた。

「エステル!!」

マティが明るい声をあげたのに対し、独特のオーラを放つその女性は静かに答えた。

「久しぶりね、テク」

その目つきと周囲の者たちの雰囲気は、けして侵入者二人を歓迎しているようには見えない。
……マティの顔から笑顔が消えた。

ようやく会えたエルフの族長は、カイリを見据えている。

「一応、聞こうか……」

エステルがローブを着た腰に右手を当てながら言い放った。

「何しに来た、カイ・リューベンスフィア?」


エステルの目を正面から見据えて、ゆっくりと口を開くカイリ。



「……二匹目の竜をもらいに来た」



マティが驚いた視線をカイリに向けた。
そんな話は聞かされていなかった……。

「……そうか」

エステルがその力強く美しい目を細めた。

「ちょうど良かった……私も、お前の竜をもらおうと思っていたところだ」


エステルの周囲にいたエルフたちが一斉に臨戦態勢に入る……ということはなかった。
逆に、森の奥に向かって逃げるように走って行く。

気が付くと、エステルの周囲の空気が、蜃気楼のように揺れている。


「……高目移行(システムアップ)・汎数(レベル)5…… 」


エルフの族長が唱える呪文のフレーズは、滑らかで……美しかった。



~(3)へ続く~

BackBuffer2倍Σ( ̄▽ ̄;

▽ワイド画面でコンニチハ!


これは珍しく、トリミングなしの画像です。
私のヴァナが、4:3の世界から16:10の世界に変わった記念にw



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罠サイトURL付きコメントについて

罠サイトとは、そのページを表示するだけで、例えば次のような問題を発生させるサイトのことです。

 ・ウィルスに感染する
 ・FFXIのユーザID、パスワードを盗まれる
 ・個人情報(クレジットカードの番号など)を盗まれる

そのページ自体は、ダミーであったり、白色(何も表示されない)だったりします。

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【旧版】竜連れ4-1

 
「竜を連れた魔法使い」 目次

第一話 沈まない太陽 (1) (2) (3)
第二話 手に入れた力 (1) (2) (3)
第三話 竜たちの覚醒 (1) (2) (3)




第四話 エルフの族長 (1)


「エステルが、行方不明ですって!?」

宙に浮いたマティの小さな身体から大きな声が響いた。
その声の高さにカイリは驚いたが、マティと話していたエルフ族の神官はもっと驚いたようだ。

「テクニティファ様、どうかお静かに……」

おどおどして周囲を見回す白髪の老神官の様子は気の毒なほどだ。
筒状の大きな帽子がずり落ちそうになり、慌てて直している。

ここはエルフ族の大規模な集落の中心にある大きな神殿である。
周囲を森に囲まれ、巨木が組まれた造りは、神殿というよりも神社のイメージに近いかも知れない。
ただスケールが大きく、カイリたちがいる謁見の間だけで運動場くらいの広さがある。

この広間に離位置(テレポート)で突然姿を現したカイリたちを見ても、老神官はそれほど驚かなかった。
フェアリ族のマティとは顔見知りのようだ。

「ごめんなさい……」

口に手を当てて素直に謝るテクニティファを見て、老神官はかえって恐縮した。

「いえいえ、私の申し上げ方が率直すぎました。それに……公にはなっておりませんが、すでに皆が知っていることでございます……」

「…………」

だだっ広い謁見の間には、老神官とマティ、カイリの三人しかいない。
採光と通気が工夫された神殿は、明るくて涼やかだ。
老神官とマティが黙ると、急に平和な静けさが戻ってくる。

……再びマティが口を開いた。

「……それでは、あなたが族長の代理を?」

謁見の間では、小さな声もよく響いた。
そういう造りになっているのだろう。

老神官が大きく手を振った。

「滅相もございません。先ほど外出されましたが、神殿騎士団団長のサルネイア様が代理を……」

カイリがその名前を思い出した時だった。

静かな謁見の間に、大きな泣き声が突然響いたのだ。

「…………!」

オギャアオギャアという不満のこもったその泣き声は、赤ん坊に違いなかった。
静かだった謁見の間が、大音響に包まれている。

「あ……赤子を、お連れでしたか?」

老神官が、カイリの背後の床に置かれたバスケットを見つめていた。

「…………」

内心驚いたのは、老神官よりもカイリとマティの方だったろう。
そこに人間の赤ん坊を入れた覚えはない。

カイリがしゃがみながら、バスケットにかかっている白い布に手をかけようとした時。

泣き声がピタリと止んだ。

構わず白い布を剥ぎ取るカイリ。

「!」

「どうしたの、カイリ!?」

慌てると、タメ口になるマティ。
早く普段もタメ口になればいいのにと思いながら、カイリはつぶやいた。

「“箱”を作動させずに、無理矢理出てきてもらったのがいけなかったかな……」

バスケットの中には竜のスザクが丸まって入っていた。

ただし、最初に見た時よりも身体が大きく、猫くらいのサイズになっている。
バスケット一杯に詰まって苦しそうだ。

「……成長してる!」

驚いた声を上げたのはマティだった。
遠慮がちに覗き込んだ老神官も目を見開いている。

「この生き物は何ですかな……?今の泣き声は、この……?」

「今の泣き声は初めて聞きましたが……そうだと思います。これは“竜”という生き物で、名をスザクと言います」

カイリは最初に名乗って以来、初めて老神官と会話した。
スザクは“生き物”とは厳密には違うが、それを説明しても仕方がないことだ。

(狭くて、苦しくなって泣いたんだな……)

バスケットからスザクを出して、抱き上げるカイリ。
その頬を、スザクの細い舌がぺろぺろと舐めた。
……出してもらえたのが、よほど嬉しかったのだろう。

その様子を見て、老神官はスザクとカイリに興味を持ったようだ。

「私、三五〇歳を超えた老いぼれでございますが、かような生き物のことは話に聞いたことさえございません」

「そうかも知れませんね……珍しい生き物ですから」

そんなことより……と、マティが話を戻した。

「サルネイアって、あの……ブラウンの髪の……」

カイリも思い出していた。
カイ・リューベンスフィアの屋敷が燃えている時に、雑木林から出てきたエルフ族の若い女。
その印象は、“つっぱり娘”だった。

「おぉ、テクニティファ様はご存知でしたか。左様でございます……」

老神官はにっこりと微笑んだが、マティの美しい顔は不機嫌だった。

「アイツは、『エステルがくたばった後のエルフ族は、私が締めるんだ』って、言ったのよ!?」

興奮するマティの言葉は言いすぎかもしれないと思ったが、カイリは止めなかった。
老神官は、こんなマティの振る舞いに慣れているようだ。
動じずにゆっくりと答えた。

「サルネイア様は庶民の出でありながら、エステル様より神殿騎士団団長を任されている立派なお方でございます」

「それにしては、族長に対する礼儀が足りないんじゃないのっ!?」

その時だった。

突然後頭部をつつかれてびっくりするマティ。
振り向くと、カイリと目が合った。

「……この人にアタっても仕方ないだろ」

「……! そうだけど……」

老神官は、マティとこんなやり取りをするカイリにますます興味を抱いている。
フェアリ族は、あらゆる種族から畏敬の念で見られる特別な種族であることをカイリは知らない。
超長寿のフェアリ族は昔から、危機に陥った他種族に様々な知恵と知識をもたらしてきた特別な種族なのである。

老神官が何かを思い出したように声を上げた。

「もしや、あなた様は……そうです間違いありませんな。そろそろ百年目のハズです!」

老神官の顔が輝いている。

「ご無礼致しました!まさか、カイ・リューベンスフィア様とは思い至らず、この老いぼれ……」

「い……いいんだ、やめてくれ!」

うやうやしく扱われることに慣れていないカイリは面食らった。
森であった金髪の男も、サルネイアという娘も、エルフ族はことごとくカイ・リューベンスフィアに敵対しているように感じていた。
だがこの老神官の態度は、マティに対するのと同じか、それ以上に思える。

「俺は、まだ、何もしちゃいな……していませんから」

「いえいえ、そういうことでございましたら……」

老神官は、再び周囲を見回した。
改めてこの三人以外に誰もいないことを確認する。

「テクニティファ様と二人だけになったら、お伝えしようと思っておりましたが……」

誰もいないとわかっていながら小声になってしまうのは、声が反響するこの部屋の造りのせいばかりではないだろう。
マティも何かを感じ取って、二人に顔を寄せてきた。

老神官は、とっておきの秘密を打ち明けるように、声を落とした。

「このことは、ほんの一部の者しか知らないことですが……」


果たして、老神官は真実を語った。

族長のエステルは、姿を隠しているだけであること。

その目的は“世界を救うため”であること。

民に不安を与えず、サルネイアが族長を代行しやすいように“行方不明”としていること。

そして……。


「エステル様は、“竜”を発見され、発掘されているのです……世界を救うために」

「あんた、さっき、竜のことは話に聞いたこともないって……!」

カイリは開いた口が塞がらなかった。
「極秘事項ですから」と、あっさり答える老神官。
マティは、エステルの無事を聞いてほっとしている。

老神官は、愛想良くカイリに微笑んで頭を下げた。

「私の名は、ソロンと申します。前族長の時代から神官を務めておる者でございます」

ソロンはエステルの行き先まで教えてくれた。



***



別れ際に、カイリはお礼の言葉を忘れなかった。

「ありがとうございました、ソロンさん。食事までご馳走になって」

マティはため息をついた。

「あなたが族長代理だったら良かったのに」

ソロンは慌てたように手を振った。

「滅相もございません。老いぼれは、ただ時の流れを見つめるのみでございます」

そして最後にこう付け加えて頭を下げた。


「……どうか、エステル様をよろしくお願いいたします」


その言葉に違和感を覚えるカイリ。
エルフ族の族長が、助けを必要としているように聞こえたからだ。

ソロンの思慮深い瞳は、ただ微笑んでいる……。

この老人は、まだ明かしていない真実を胸に秘めている……。
それを尋ねてみたいとカイリが思った時。

マティの呪文が完成していた。

「離位置(テレポート)……!」



(2)へ続く

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