ささやかに駅メモ!

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駅メモ!の世界に足を踏み入れたところ、なんだか楽しいのでそのまま彷徨い始めました。ウロウロ。怖くないですよ?

光あるところに影あり( ̄▽ ̄)

最初に断っておきますが、どうでもいい話を書きます。
どうでもいい話でも、一度自分の中で引っ掛かると、そのことに結論を出してまとめておきたくなるんです。


---

「光あるところに影あり」という言葉があります。

「誰かが得をしていれば、誰かが損をしている」とか、「華やかな世界には、裏事情もある」とか、そんな意味で使われますよね。

元ネタは、ゲーテの戯曲「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン(Götz von Berlichingen mit der eisernen Hand )」に出てくる言葉のようです。
Wo viel Licht ist, ist starker Schatten.(原文/独語)
Where there is much light, the shadow is deep.(英訳)
光が強ければ影もまた濃い。(和訳)

実は、子供の頃から、この言葉に違和感を覚えていました。
それは、例えの意味についてではなくて、物理現象に対する実感としてです。
わかりにくいと思いますので、説明します。

影というのは、身近な存在ですよね。
盲目の人でなければ、誰でも見ているでしょう。

特に人影が、人の動きに合わせて動く様子を見て、擬人化するような文章が文学や歌詞等にたくさん登場します。

もちろん漫画にも影のネタはよく登場していて。
例えば「ドラえもん」では、未来の道具を使って、自分の影を召使いにする話がありましたね。
あまり使い過ぎると、影と自分が入れ替わってしまうというネタでした。
いくつかの漫画に出てくる技で、「影縫い」というのもありました。
影を押さえることで、本人を動けなくする技でしたっけ。

いずれも、まるで影が自分の分身のような扱いです。

人の形をしたものがリアルタイムで動くのですから、親しみや危険を感じやすいのも頷けます。
脳が自然にそう感じてしまうのだと思います。

そして、それは錯覚です。

「光が強ければ影もまた濃い」というのも錯覚です。

周囲が明るい色だと、暗い部分をより暗い色に感じるという錯覚です。
瞳孔の調節機能の影響も、あるかもしれません。

実際には、光が強くなれば、影はどちらかというと、薄くなります。
周囲からの反射光や、光の回折があるからです。


物体の前に光源が2つある時。
後ろに2つの影ができます。

2つの影が重なった部分は、重なっていない影の部分より濃いですよね。
でも逆に、重なっていない部分の影は、周囲の明るさの割に薄いと感じませんか?

光が2倍なのに、影は薄くなる……単純にそのことを知っているので、「光が強ければ影もまた濃い」という言葉に、違和感を覚えるのです。

「光あるところに影あり」も同じです。
この言葉は、「光があるから影ができる」という思想に基いていて、それなら、「光が強くなれば、影も濃くなる」はずだからです。

でも実際には、光が強くなっても、影は濃くなりません。

なぜかと言うと、そもそも光と影を「対」に考えるのが、ある意味、間違いです。
「光」は電磁波の一種で物理現象として存在しますが、「影」は相対的に光の少ない領域をそう呼んでいるに過ぎません。

光がなければ、影ができないのではなく。
光がなければ、全てが影です。
影こそが元々の自然な状態であって、光(明るい部分)が特別な存在なのです。

ところが、我々は普段、明かりの中で暮らしているので、それが普通で、影を特別な存在として見てしまっているわけです。


そもそも、「影が濃い」という表現自体が、実用的ではありますが、それが(物理的な)事実を誤解させやすくしています。


「明るさがゼロ」の空間は、簡単に作れます。
例えば、鉄板で箱を作って、隙間を溶接すればできます。

ところが、「最も明るい状態」というのは、どんな科学技術を駆使しても作れません。
そもそも、そんな状態は存在しませんから。
なぜなら、明るさはエネルギーなので、いくらでも明るくなりえるからです。

ところが、我々の日常生活における概念的な感覚は、「昼は明るく」、「夜は暗い」です。
生活の中では、昼の明るさを基準にして、「暗くなる」と言います。
現象を正しく表すなら、「明るさが小さくなる」と言うべきなのです。

同じように、「影が濃い」ではなく、「光が弱い」が正しい表現です。
「光の強さ」は測定できますが、「影の濃さ」は物理的に測定できないのですから。


説明を少しでもわかりやすくするために、やや偉そうな文体になったことをお詫びいたします。
わかっている人にはわかっている話ですが、普段そんなことを意識している人の方が少ないんじゃないかなぁと思い、書きました。
つまり、たいていの人には、どうでもいい話です……( ̄▽ ̄;

コメント

あー、昔よく考えたな~w
闇こそ本来の姿なんだよね

あと関係ないけど
光=正義 闇=悪 っていうのが納得できないんだけど
なんというかコレが文章だとパッと来ちゃうんだよね

◆ひーさん
よく考えたのかーw
光=正義、闇=悪も、そうなんだよね。
話が発散するので、そこまで本文に書くのはやめたけど。
概念的と言うか、まぁわかりやすいw
「脳が納得しやすい」という言い方を私はしてしまうんだけど。
光=明るい=安全を確認できる=安心
闇=暗い=安全を確認できない=恐怖心
脳が感じる本能的な感覚と合うものは、理屈に関係なく多数の人間が受け入れてしまう。
習慣的なものもかなりあると思うけど。

ちょっと逸れますが、チェッカーシャドウイリュージョン(だったかな?)を思い出しましたよー。

◆まきさん
そう、それです。
名称までは私は知らなかったんですが。
http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/checkerShadow/ja/index.html
これですね~。
いいサイトがあって良かったw

むずかしい。。。(ー∇ー;)

なんとなく、物理的には
地面に映った影ではなく 背中その物の影・・・?とか・・・

やはり、ナイ頭フル回転してもわかりません( TДT)
オーバーロード寸前ッス

光=正義、闇=悪 これには同意(´ー`)
正義にも闇があり 悪にも悪なりの正義がありますからね(´・ω・`)

◆あるすさん
あ、あまり深く考えても、人生の役には立ちませんから!w
考えること自体を楽しんでいるというか……。
あるすさんの「悪なりの正義」の方が、奥が深くて私には難しいです( ̄▽ ̄;
上のコメントで紹介している錯覚のサイトが面白いので、ぜひ楽しんでみてください~( ̄▽ ̄)/

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