珈琲は一日二杯まで

笹谷の気が向いたときに気が向いたことを書く場所です

ゲームのことを書いたり、絵を描いたり、漫画を描いたり、小説を書いたり、適当に何でもありな趣味のブログです。

FFXIV開発体制刷新( ̄▽ ̄)

 
私はLodestoneのトピックスを読む前に、ITmediaNewsがソースのニュースを読んだのですが。

田中弘道プロデューサーは降板する。

この一文が目立ちましたね。
FFXIVを、ですよ(FFXIは継続です)。
ただ、FFXIディレクターの松井さんはFFXIを外れてFFXIVに力を入れるっぽいですね。

他には、

無料期間を期限を設けず延長する。
来年3月上旬に発売予定だったプレイステーション 3版の発売は延期する。

等々。
フレが言っていましたが、「オープンβを継続ということ」なのだと私も思います。

---

内部事情や開発スタッフの皆様の思いはわかりません。
また、これらの記事に対して他のユーザさん達がどのように感じているのかも知らないし、調べてもいませんので。
ここに書くのは、私の個人的な偏った意見です。

まず、田中さんが降板の件について。

良いことも悪いこともあると思いますが、総合的には良かったんじゃないかと感じています。
FFXIという完成度の高いゲームを継続しつつ、それを引っ張っている方がFFXIVも手掛けるというのは、良くないんじゃないかなぁと思うので。
理由は2つあって。
(1)FFXIで成功しているので、まったく新しいものを作るという冒険がしにくい。
おそらく新しい世界観を導入しているつもりだと思うのですが、私は新しさが足りないと感じていました。
世界や組織、文化や生態等、FFXIでは本当に良く考え込まれています。
特に、世界のある場所に立った時に景色がどう見えるかについては、素晴らしいの一言。
グラフィックの綺麗さが与えるものとは違う満足感があると思っています。
(2)今のFFXIに導入されていない新しいアイデアがあっても、FFXIVに入れる前にFFXIに入れてしまいやすい。
そうなっているのかなぁと感じていますし、そうなることは自然なことかなぁと。
逆に言えば、FFXIV用に何かのアイデアを思いついたとして。
そのアイデアを広げる前に、FFXIではどうだったかと、まず比較してしまうわけで。
そうなると、当然FFXIの方は初期段階のアイデアを最終段階のアイデアまで練り上げて導入されているので、そちらの方が良く見えるし、そこを無視してアイデアを広げるというのが難しくなりそうな気がします。

ちなみに、私がFFXIVの発表を目にした時に最悪に感じたのは。

FFXIのアバターを継承してしまったこと

でした。
田中さんはあるインタビューで次のように回答されています。

―― では、「FFXIV」で新しい世界観を構築するにあたって、特に意識した点はどのあたりでしょう?

田中氏: 「FFXI」から「FFXIV」に移るユーザーさんのことを考えて、やはりアバターの見た目を「FFXI」と同じにしたことですね。ユーザーさんが愛着を持っているのは自分のアバターですから、それをそのままに移行したいだろうと。姿形は同じだけど、まったく新しい冒険が楽しめるということで、これまでのユーザーさんにはフレッシュな気持ちで遊んでもらえると思います。


他の場でも、同じようなことをおっしゃっていたと思いますし、ここまで言うのですから色々と調査をした上での結論なのかもしれませんが。

私からすれば、これが最悪でした。
それなら、FFXIで拡張ディスクを出すことと根本的に変わらないと思うのです。
そもそも、この文脈でどうして最後に「フレッシュな気持ちで」になるのかよくわかりません。

アビセアやFFXIVが発表される前に感じていたFFXIの息詰まり感。
それは、いくら拡張ディスクが出されても、アバターは全5種族2性別各8パターンの中から選ぶしかないということでした。
しかも、ガルカとミスラは性別が1つですし、タルタルは2パターンずつ共通のフェイスになっています。
とにかくキャラの選択肢が少ない。

これだけは、タイトルが新しくならない限り変えられないよなぁ……と。

「ユーザさんが愛着を持っているのは自分のアバターですから」……って、それはそうですが、同じアバターが周囲にごろごろいるのがFFXIなわけで。
「新しい世界観」を一番実感できるのが、「今までと違うアバター」だと思うんです。

で、FFXIユーザとしてむしろ継承して欲しかったのは、使いやすい各種システムだったと思います。
こちらは継承せずに、新しいシステムを目指したのがFFXIV開発スタッフなわけで。

FFXIの田中さんがFFXIVも手掛けたからこそ、こうなってしまったのかなぁと思ったりするわけです。
作り手側からすると、自分たちにとっての「新しさ」をシステムに求めてしまったと言うか。

開発体制刷新のトピックスの中で、田中さんはこう書かれています。

すでに一部修正が始まっているUIの問題に加え、序盤のチュートリアル不足や全体的なコンテンツ不足、バトルシステムの問題など山積する課題に対して、これまで構造的な問題でユーザーの皆様からのフィードバックを迅速に反映することができませんでしたが、こうした問題を抜本的に変えるため根底部分に対してメスを入れるべく見直しを進め、開発部総力をあげて新体制へと移行することになりました。


これを読んで、今までと方向性は変わらないのだなぁと、がっかりしてしまいました。

そりゃあユーザは、まず目に付くシステム上の不便さを「不満」として指摘するでしょうけれど。

「アバターは変えない」、「新システムでいく」という姿勢は同じなんですよね。
すでに遊んでいるユーザさんがいるわけですから、変えられないのかもしれません。
でもそれなら、やっぱり私はFFXIVには期待が持てなくて。

FFXIVで遊ぶときは、FFXIばかりだと飽きるから……という理由で遊ぶことになりそうです。
「新しいアバターで新しい世界に突入するワクワク感!」を期待することはないでしょう。

「アバター(世界観)が違うこと」と「使いやすいシステムを継承してくれること」は、次のMMORPGタイトルに期待するしかないのでしょうね( ̄▽ ̄)


コメント

9月のすくえにの決算報告会で和田社長が「11のユーザーが減ってない。14への移行が進んでいない」と言ったのですよ。
私はその記事を見て、11のキャラデザインと14のキャラデザインがそっくりなのは移行させたいからなのね、と思いました。
和田社長はゲームはほとんどしない方のようですので、ゲームで遊ぶ人が自分のキャラクターの姿じゃなくて育てて自分だけのキャラにしていくこと、それは簡単に捨てられるものじゃないということがわかってないんだと思います。移行させたいならキャラデータ引き継ぎさせればよかったのに・・・外見さえ似てればいいだとって考えが非常になんというか・・・「ゲームのキャラなんてただのデータだろ」という考えがすけて見える気がします。

私もFF14のキャラが11とそっくりなことにがっかりした覚えがあります。
引き継ぎが無いなら全く違うキャラにしてほしかったですね;;

◆だいごろうさん
FFXIVについての社長のいくつかのコメントがいろいろと物議をかもしているらしいことは知っているのですが、それらの状況も、社長自身についてもよく知らないので、あえて触れませんでした。
社長には、クリエイターが自分の仕事に熱中できるようにビジネスの部分をしっかりやってくれれば良いのかなぁと思っています。
ですので、ゲームのキャラについてどう思っているかよりも、FFXIVがビジネスとして現状失敗しているだろうところが社長の問題だと私は認識しています。
ただゲームのキャラについてまで踏み込まなくても、ビジネスを成功させるためには「現場」や「顧客」を知ることが必要で、そこが足りないようには感じています……。

コメントの投稿


管理者にだけOK


管理者に連絡する(メールフォーム)
※コメントを投稿できない場合にご利用ください。管理者からの返信はできません。
トラックバックURL

HOME

カウンタ

  • 閲覧/訪問数 since 2005
    hits / visits

最新の記事
最近のコメント
カテゴリ
月別アーカイブ

リンク
プロフィール

  • Author:笹谷周平(ささ)
  • 誤字、脱字、リンクミスにお気づきの場合は、コメント欄にてお知らせいただけると助かります。

最近のトラックバック
商標/著作権等