ささやかに駅メモ!

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放射性物質の体内摂取

放射線量が大きいほど危ないという認識は正しそうです。
ただし、原子力発電所の事故でもたらされる放射線と、自然界や医療で受ける放射線とには違いがあります。
それは、自然界や医療で受ける放射線のほとんどは、放射線源が必ず身体の外にあるということです(厳密にば、食事や空気の中にも極微量の放射線源はありますが……)。

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原子力発電所の事故で発生し、風によって運ばれる放射性物質も、身体の外にあるのであれば、離れることもできるし、拡散によって遠ざかって行くことも期待できます。
問題は、降り注いだ放射性物質が、飲食や呼吸によって体内に取り込まれた場合です。

同じ放射性物質でも元素によって、人体への影響が異なるという意味は2つあるようです。
1つは、放射される放射線の種類の割合が、元素によって異なるということ。
2つめは、体内に取り込んだ時に、排出のされ方や受ける放射線量に差があるということ。

1つめよりも2つめが重要。

原子力発電所の事故によってもたらされる代表的な放射性物質を、体内に取りこまれた場合の危険性の順に整理してみました。

◇体内からの排出されにくさ
1.ヨウ素131
 甲状腺ホルモンに必要なヨウ素の同位体であるため、体内に入ると甲状腺に集まり、ほぼ100%残留するようです。
2.ストロンチウム90
 骨の重要成分であるカルシウムに似ているため、体内に入ると一部はすみやかに排出されますが、残りは骨に集まり、長く残留するようです。
3.セシウム134、セシウム137
 生物にとって大切なカリウムに似ているため、体内に入ると全身に分布し、90%が100日以上滞留するようです。

◇体内から受ける実効線量の大きさ
1.ストロンチウム90  0.028マイクロシーベルト/ベクレル
2.ヨウ素131  0.022マイクロシーベルト/ベクレル 
3.セシウム134  0.019マイクロシーベルト/ベクレル
4.セシウム137  0.013マイクロシーベルト/ベクレル

※ベクレルは1秒間に放射線を放つ原子核の個数。

◇半減期の長さ(放射線量が減少する時間の目安)
1.セシウム137  30.1年
2.ストロンチウム90  29.1年
3.セシウム134  2.06年
4.ヨウ素131  8.04日 

わかりにくいので、実効線量と半減期から自分なりに計算してみました。

◆体内に1g取り込んだ場合に受ける1時間あたりの放射線量
1.ヨウ素131  36京マイクロシーベルト
2.セシウム134  3300兆マイクロシーベルト
3.ストロンチウム90  510兆マイクロシーベルト
4.セシウム137  150兆マイクロシーベルト

同じ計算を原子100万個当たりに換算してみました。

◆体内に100万個の原子を取り込んだ場合に受ける1時間あたりの放射線量
1.ヨウ素131  79マイクロシーベルト
2.セシウム134  0.73マイクロシーベルト
3.ストロンチウム90  0.076マイクロシーベルト
4.セシウム137  0.034マイクロシーベルト

原子100万個分と言われてもピンとこないと思いますが、体内に取り込んだ場合の影響が、元素によって桁違いだということがわかります。
あとは、飛散する各元素の割合が気になるところですが、ヨウ素131やセシウム134の検出量を調べるのは、妥当ということですね。

・1時間あたりに人間が吸い込む空気量
・空気中に浮遊する放射性物質量(場所と時間により異なる)
・吸い込んだ空気中の放射性物質量に対する吐き出した空気中の放射性物質量の割合
の3点がわかれば、「1時間あたりに体内に取り込む放射性物質量」を計算できそうなんですけど。


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