珈琲は一日二杯まで

笹谷の気が向いたときに気が向いたことを書く場所です

ゲームのことを書いたり、絵を描いたり、漫画を描いたり、小説を書いたり、適当に何でもありな趣味のブログです。

魔法少女まどか☆マギカ 最終回

良いアニメでした。
娘がアニメを観てウルウル泣くことはよくありますが、声を上げて泣くのを見たのはこのアニメが初めてです。

---

結局、キュゥべえへの願い事で解決したという結末は、なんだかヒネリが足りない感がありましたが、そう感じたのは放送休止期間があったせいでしょうね。
毎週続けて観ていれば、もっと素直に観れた気がします。

いずれにしても、いろいろな事を破綻させないという意味でよく考えられた結末でしたし、何よりその見せ方が上手かったと思います。
とりあえず、1回観ただけの考察を書いておきます(2回以上観たら、変わるかも)。


記号の意味:
「・」笹谷の解釈
「○」アニメ中で明らか
「△」笹谷の想像

・現在の人類という存在が、魔法少女の存在と関わりすぎている
 (「インキュベータが地球に存在」=「魔法少女誕生」がなければ、現代文明も消滅)
・今の魔法少女という仕組みにある悲しみの連鎖を断ち切るために、魔女化を防ぐ
 (希望を絶望に変える仕組みだけは消したい)
  ↓
○魔女化する直前に、魔法少女の前にまどかが現れ、魔法少女を浄化(消滅)する仕組みに
  ↓
・さやか:願いをかなえた上で消滅
・マミ、杏子:魔女との戦いがなかったことになり生存
  →魔獣との戦いでいずれ穢れが溜まれば、まどかが現れて消滅する
・ほむら:「時間遡行者」=「時空を超えても記憶を維持している」能力ゆえに、まどかのことも記憶
・まどか:全時空の魔法少女が蓄積した穢れを引き受ける
  →巨大な黒い彗星のようなソウルジェム(?)へ変化


△宇宙の仕組み改変前の記憶がある状態で魔法少女達がまどかと会話するシーンは、改変中における一時的な世界?
    ↓
・マミ&杏子:改変後の世界で生きているので、普通の空間でまどかと会話
・さやか:改変後の世界で消滅するので、時間を超えた世界を見つつまどかと会話
・ほむら:時空を超える能力ゆえに、時空を超えた場所でまどかと会話


○本来、人類の穢れを吸収していた魔女が消えたため、残された穢れは魔獣を生むようになった
  ↓
・魔法少女:願いをかなえた後、魔女ではなく魔獣と戦う存在へ
・ソウルジェム:貯めた穢れをグリーフシードへ移すという機能を、魔獣が落とす結晶へ移す機能へ
・インキュベータ:エネルギー回収方法が結晶の回収のみに(以前より効率は悪い)

△インキュベータは魔法少女に魔獣の結晶を集めさせることで、人類が生む穢れを回収するだけの(人類にとって有益な)存在になった?
  →魔法少女の(いわゆる普通の)相棒・助言者へ


視聴者に親切にするために、唯一無理があったんじゃないかと思うのは、時空を超えた場所でキュゥべえがほむらに解説するシーン。
宇宙の仕組み改変中における一時的な世界なので、改変前の記憶を残したまま会話するのはいいのですが、ほむらが到達した場所に時空超越能力のないキュゥべえもいるのは、無理があるような……?
変身時のまどかのそばにいたゆえに、ほむらとキュゥべえだけが、一緒に改変中の宇宙を見ることができた……と解釈できなくもないですが……。


☆最後に
まどかのソウルジェムに集めた過去から未来までの人類の穢れ(巨大な彗星のようなもの)は、どうなるのか?
まどかの願いがかなえられたのなら、(本人も言っているように)まどか自身も魔女化はしない筈だが、魔女化しない仕組みにまどかが関わっている以上、まどかの穢れをまどかが回収するというのは、無理がある。
魔女化前のソウルジェムの状態では、インキュベータも回収・利用できないだろう。

もともと、キュゥべえが願いを「何でも」かなえるというところに無理がある。
まどかのように、矛盾することを願ったらどうなるのか?

---ちょっとくどいので、読み飛ばしてください---
大前提として鶏と卵の関係にあるものを、鶏なしで卵だけ生まれることを願うようなもので、成り立たない願いである。
大前提を崩してはいけない理由は、例えば願いによって、そもそも人類が穢れを生まなくなったとしたら、それはもう人類とは言えないということ。
それもアリとするなら、初めから悩む必要もない。
だからこそ、この問題をどう解決するのか、様々な展開予想を多くの人がしただろうし、それがこのアニメが話題になった要因の1つであるように思う。
---ここまで---

本来なら、矛盾する願いは「かなわない」とするか、よくある設定なら「宇宙が消滅する」しかない気がするが、このアニメでは、「永遠」という概念に答えを求めた。

○まどかは、永遠に存在し、永遠に穢れを引き受け続ける

宗教でいうところの神という存在になったと言えそうです。

---ちょっとくどいので、読み飛ばしてください---
鶏と卵の話に戻せば、卵であり続けるというのが、このアニメの答えということになります。
あともう1つ。
魔法少女が人類の歴史に関わっていたということは、同時に魔女の存在も関わっていた筈で、例えばマミや杏子が生き返ったように、人類の歴史も変わる筈。ただし、歴史を大きく変えた存在を消すわけではないので、現代文明が大きく変わるほどではないという解釈だと思われます(少し強引ですが)。
---ここまで---


コメント

Σおおお、アタマの良い人のまとめ方だ!分かりやすい!

ともあれ、矛盾は尽きない設定ですよね。
さささんの言う通り、契約条件が履行不能な望み…例えばほぼ同時期に魔法少女になった二人が「(同じ)彼の心を私だけのものにしたい」と願った場合、この契約はどうなるの?とか。
ただ最終回の時点で、グリーフシードの浄化が不可能になる条件は、魔法少女の絶望と説かれていたようだったので、まどかの願い事は「魔法少女が魔女になりませんように」=「全ての魔法少女の絶望を消し去る存在になる」=「つまり私も絶望なんかするはずはない!」という三段論法となり、まどかはどんなに他の少女達の業を背負っても、魔女になる事はありえない……という事なんじゃないでしょうか。
(この想定についても、ツッコミ出したらキリがないですが)
少なくとも初回からまどかが毎回「こんなのおかしいよ」「そんなのってないよ」と繰り返していた【歪み】は彼女の価値観に於いて是正されたという事で、めでたしと思いたい最終回だったと思います。

あと、前回のコメの書き方が下手だったせいか、さささんには曲解されてしまったようですが、10話の時点ではop曲のコネクトの歌詞がほむほむの気持ちを歌った物だったのが、最終回では(絵ではなく)まどかの気持ちを歌ったものになるんじゃないかという私の予想は、半分当たっていたかな?(「交わした約束忘れないよ…(ry)…骨になっても挫けない」って歌詞)偶然かもしれませんが。
家族揃って楽しめる佳作でありました(*´∀`*)

◆なおのさん
まどか記事へのコメント、いつもありがとうございます( ̄▽ ̄〃
ぅ……今回も誤解というか早とちりというか、間違えそうなので、解釈の話はそこそこにさせていただくとして。
個人的には、ほむほむが武器として使ったあのカミオカンデのような設備は何だったのかがよくわからなくて気になりました……あの破壊力は何なんだろう( ̄▽ ̄;

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